「不動産登記簿」でわかる価格交渉の可能性

1.売り主のローン残高も交渉材料に

売り主の住宅ローンが残っているか、またはすでに払い終わっているのかも、値下げ交渉の材料になります。

築浅の物件であれば、ローンがまだまだ残っている可能性がありますので、大きな値引きは難しいかもしれません。

また、バブル期に高い価格で買ってしまった家では、支払いがまだ終わっていない場合もありますので、同様に難しいかもしれません。

一方、すでにローンを払い終わっている場合は、売り主は値引き交渉に応じてくれる場合があります。

売り主に住宅ローンが残っているかどうかは、不動産登記簿から推測します。不動産登記簿とは、この不動産のこれまでの取引履歴や所有者、権利関係が記された書類で、法務局に行けば誰でも確認することができます。

また、インターネットでも請求・閲覧ができます。不動産登記簿は土地登記簿と建物登記簿に分かれていて、それぞれ表題部・甲区・乙区で構成されています。

ローン残高の有無を確認するには乙区を見ます。乙区には、この物件を担保にして、どの金融機関から、いつ、どれくらいのお金を借りたかが記載されています。

その内容を見て現段階でのローン残高を大まかに把握することができます。また、乙区を見て、抵当権抹消の記載があれば、住宅ローンはすでに返済済みということがわかります。

売り主が物件を購入したのではなく、相続して取得した場合に、甲区の原因欄に、相続の記載があります。相続済みの売却の場合も値引き交渉に応じてくれる可能性があります。

 
法務省「登記・供託オンライン申請システム」
http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/index/html
民亊法務協会「登記情報提供サービス」
http://www1.touki.or.jp/service/index.html

 

 不動産登記簿のチェックポイント

表題部
土地の場所や地番・地目、建物の場所・構造が書かれている。
不動産広告を相違ないか確認

甲区
過去から現在までの所有者や、所有移転の理由が書かれている。
現在の所有者が誰か、売り主本人が所有者かを確認

乙区
有権を設定されている場合、借金が残っていることになる。
売買契約後に抵当権抹消の手続きをする必要がある

 

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ